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Home > 研究活動 > エコトピア科学研究所 新プロジェクト2013

研究組織

エコトピア科学研究所 プロジェクト(2013-)

エコトピア科学研究所は、創設時から持続可能環境調和社会の実現のための分野横断型の研究プロジェクトを実施しています。  この成果の一層の発展を目指すため、1年間の議論を経て、2013年度より、新しいプロジェクトを開始しました。これは、所員の分野・部門横断型の活動や学内外の多くの研究者との共同研究の一層の活発化と、形に見える成果の実現を目的とするものです。
新プロジェクトは、

 マテリアルプロダクション、 エネルギーネットワーク、 環境保全・バイオ活用

の3つのプロジェクトクラスターからなります。それぞれのクラスターには3つのプロジェクトがあります。研究所の所員は、これらのプロジェクトのいずれかに属し、個々の研究と併せてプロジェクト内での共同研究に従事します。また研究プロジェクトの枠組みにおいては、所員だけではなく学内外の研究者との共同研究も実施します。

マテリアルプロダクションクラスター
A-1 希少金属資源循環プロジェクト Minor Metal Cycles and Resource Management Project

リーダ:市野良一 サブリーダ:武藤俊介

資源戦略として基礎科学に根ざした希少金属の使用量の低減・代替元素探索,廃棄物からの希少金属の分離・回収技術の開発等、効率的な資源循環を目指した学理構築及びその応用に関する幅広い分野の共同研究を行う。

A-2 バイオマテリアルプロジェクト Biomaterials Project

リーダ:八木伸也 サブリーダ:興戸正純

プロジェクトは、生体材料、医療・福祉用材料の開発・評価の全ての分野を含む。異分野技術の連携・連鎖により医療用デバイスの創製を行い臨床応用への道を拓く。薬剤・タンパク質徐放性材料、有機/無機,無機/無機ハイブリッド材、接着細胞のナノ構造解析、動物埋植評価、細胞増殖性・毒性、細胞接着性、タンパク質吸着性、硬組織生成、軟組織生成、薬剤徐放性、神経細胞接着性を共同研究により遂行する。

A-3 環境機能材料プロジェクト Functional Materials for Environment Project

リーダ:余語利信 サブリーダ:小澤正邦、菊田浩一

ナノレベルの物理、化学に基盤を置き、物質合成や組織制御により各種物性を発現し、環境保全やエネルギー開発に寄与する新材料の研究を行う。二次電池、燃料電池、熱電変換をはじめとしたエネルギーハーベスティング用材料などによるエネルギー創出や貯蔵に関連する材料開発、環境負荷低減のための合成プロセスの研究や触媒開発、省資源に寄与する新規ナノ材料の創製、及びこれらの物質・材料のナノ構造の解析やその評価技術を中心に研究を進める。


エネルギーネットワーククラスター
B-1 環境調和型エネルギー変換・貯蔵プロジェクト Ecological Energy Conversion and Storage Project

リーダ:成瀬一郎 サブリーダ:楠美智子,中村光廣

持続可能な社会を具現化するためには、化石資源やバイオマス等の未利用資源の環境調和型高効率エネルギー変換・貯蔵技術が必要不可欠となる。当該プロジェクトでは、大規模集中型から小規模分散型まで、それぞれの規模に適する多様かつ新規な要素技術・プロセス開発を遂行する。

B-2 インテリジェントエネルギーネットワークプロジェクト Intelligent Energy Network Project

リーダ:内山知実 サブリーダ:加藤丈佳

持続可能社会の基盤となるエネルギーインフラを構築・運用するために、エネルギーの発生、輸送、変換、制御、貯蔵、消費に関連する一連のエネルギーネットワークについて、高効率化、高機能化、高信頼度化、環境負荷低減などに向けた技術課題の解決に資する研究を行う。

B-3 スマートエネルギーコミュニティプロジェクト  Smart Energy Community Project

リーダ:片山正昭 サブリーダ:山本俊行,岩田聡

エネルギー需給の統合的な全体最適化によって、多様な再生エネルギー源の活用と災害時のエネルギーライフライン確保を行うスマートエネルギーコミュニティ実現のための基盤技術を開発する。新再生エネルギー源開拓、電気以外の形態での伝送、エネルギー需給や環境の情報収集、大規模システムの統合制御、エネルギー消費の立場からの交通システム、エネルギー消費行動の予測やそれへの介入などの幅広い分野の協同研究を行う。


環境保全・バイオ活用クラスター
C-1 環境バイオ保全浄化技術と社会評価プロジェクト Environmental Biological Remediation and Conservation Project

リーダ:片山新太 サブリーダ:林希一郎

人間の生存には、大気・水・土壌の良好な状態の維持が必要不可欠である。環境負荷物質の分析・無害化を行う生物技術および物理化学技術に関する研究を行うとともに、広域的な生物多様性・生態系サービス需給の総合評価と環境政策に関する研究を行う。

C-2 バイオマス活用による低炭素社会の実現プロジェクト Utilization of Biomass for Low-Carbon Society Project

リーダ:長谷川達也 サブリーダ:成瀬一郎

植物の光合成によって大気中のCO2固定で作られるバイオマスは、再生・持続可能であり、燃焼による環境中のCO2量増加を伴わない「カーボンニュートラル」なエネルギー源である。本プロジェクトは低炭素社会を実現するため、バイオマスを効率的、経済的にエネルギー活用する技術システムを開発する。そのため民間企業との共同研究や国家プロジェクトを通して、実用化に向けた技術開発と社会実装に取り組む。

C-3 放射性物質の回収・管理プロジェクト Radioactive Materials Recovery and Restoration Project

リーダ:中村光廣

放射性物質は原子力発電所をはじめ現代社会の随所に使用されており、特に長寿命の放射性物質の回収・管理に関する技術は、将来の環境調和型社会においても不可欠な物と成らざるを得ないと考えられる。本プロジェクトでは、原子核乾板を用いたμ粒子ラジオグラフィーなど新技術を活用した事故原子炉内の核燃料の状態の把握のための基礎技術開発、また放射性物質の永年管理にむけた処理/管理手法の開発などを行う。